PROJECT TEAM
- 三木 脩(nicottolab, Inc.) Project Management / Direction
- 坂井 美里(nicottolab, Inc.) Design
- 牧 隆道(株式会社カタポスト) Front End Development
| Release | 2026.04 |
|---|---|
| Client | 京都大学大学院理学研究科物理学第一教室 量子光学研究室 |
| Role | Project Management,Direction,Design,Front End Development,Illustration |
| Url | https://quantum.scphys.kyoto-u.ac.jp/ |

京都大学大学院理学研究科物理学第一教室 量子光学研究室さまのサイトリニューアルを担当させていただきました。「量子光学研究室」は一言で言えば、「光と原子を極限まで自在に操り、量子コンピュータなどの未来の技術を作ると同時に、宇宙の基本的な仕組みを解き明かそうとしている研究室」です。3つの研究テーマを主軸に高い専門性の訴求とイメージしやすいビジュアル表現を融合させました。

京都大学量子光学研究室さまは非常に長い歴史を有しており、これまで多数の研究者を輩出されています。
今回のサイトリニューアルにあたっては、その歴史を紡ぎながら日々発展されていく研究の先端性や未来性を全体的なデザインに落とし込むように注力いたしました。
アカデミックな印象且つ情報を届きやすくするため、基本構成はシンプルを追求いたしました。
その上で、本サイトのメインとなる3つの研究テーマ
・量子シミュレーション
・量子精密測定
・量子コンピュータ
これらを構成面及びデザインの基軸として、制作は進行していきました。

本サイトの最大の特徴はメインビジュアルから始まるスクロールアクションです。
画面中央には量子を模した円形のグラフィックを配置しています。
その後、スクロールと共に量子が拡大され、コア技術である工学レーザーが姿を現し、3つの研究テーマを表したイラストを浮かび上がらせています。
デザインの狙いとしては、「量子光学研究の世界へサイト訪問者を誘うこと。」
象徴的なデザインや没入感を与えるアニメーションを通じて、世界感を味わってほしいという想いがあります。


私たちは研究領域関係のデザインを進行する上で、研究者に違和感を与えない正確性を意識したデザインを追求しています。
今回は「量子シミュレーション」「量子精密測定」「量子コンピュータ」これら3つのテーマを扱うにあたって、象徴する量子の動きや配列に関する研究資料をいただきつつ、チーム内で量子関連の書籍を読みながら、細かな点の配置や傾き、位置関係などを整理しながらデザインへと移行していきました。
適切な表現であるかに関しては、ラフも示しつつ、ディスカッションを経て最終的な完成へとつなげる事になりました。
長年研究されてきたことに関する敬意と尊重の想いを持ちながら、今後も研究領域を社会へ発信する伴走支援を行なって参ります。