PROJECT TEAM
- 三木 脩(nicottolab, Inc.) Project Management / Planning / Direction / Copywriting
- 坂井 美里(nicottolab, Inc.) Art Direction / Design
- 竹内 槙吾(nicottolab, Inc.) Front End Development
- 山本哲朗(tetoru) Photograph
- 大西 貴之 Movie
| Release | 2026.04 |
|---|---|
| Client | 広島大学放射光科学研究所(HiSOR) |
| Role | Project Management,Planning,Direction,Art Direction,Design,Front End Development,Photograph,Movie |
| Url | https://www.hsrc.hiroshima-u.ac.jp/ |

広島大学にある放射光科学研究所(通称:HiSOR)のサイトリニューアルを行いました。「放射光」がテーマになる本件は、象徴的な光の表現をキービジュアルからページ内リンクエリア等の細部に至るまで施しています。
TOPは先端技術や光を強調させるダークなトーンに落とし込み、各ページは産業界、一般ユーザー、学生、研究者等様々なユーザーがサイトに訪問されることを想定して、可読性を重視したデザイン構成としています。

日本国内には約11か所の放射光を研究する施設があります。そこで本プロジェクトのデザイン目標はその中でも「放射光研究所サイトとして唯一無二」となる事。
機能的な導線面の最適化はもちろん、訪問するユーザーにとってのワクワク感、そして働かれているスタッフや学んでいる学生にとっても誇りを持ってもらえるサイトになるよう、幾多のディスカッションを重ね制作を進行していきました。

HiSORでは、電子を円形軌道に磁石の力で高速加速させ、放射光を生み出します。今回のデザインでは、ファーストビュー(FV)にこのHiSORを象徴する研究技術の原理をいかに落とし込むかに注力しました。
FVにはアニメーション動画を採用していますが、この試作は20回以上に渡りコンマ秒の速さや光の明度、物理的な動きなどに緻密な調整を施し完成に至りました。

本サイトには放射光研究所の施設、所属学生、研究者を紹介するギャラリーページがあります。このページは設計段階の際には想定していないページでしたが、より研究所をリアルにそしてワクワク感を演出する上で、実写素材の必要性を感じ、ギャラリーページを起案させていただきました。
結果として、所属学生のリアルな日常や施設の特徴などの訴求性向上に繋がり、デザインでの研究所のイメージ表現と実写によるリアルな雰囲気を結合させることができました。
撮影にあたり、放射光研究所のスタッフ皆さまの個別撮影も行わせていただき、多くの学生にも撮影のご協力をいただきました。
丸一日を要した撮影でしたが、多大なご協力の元、滞りなく撮影が進みました。ご尽力いただいたご関係者の皆さまには感謝申し上げます。

多くの研究者を有するHiSORはその分多くの研究成果を掲載する必要性があります。情報を取りまとめ、導線を明らかにするため、シンプルなカテゴリー分けを行い、なるべくページ遷移を要さない様に詳細記事に関してはモーダル形式で表示させるなどの工夫を施しました。
論文関連は研究所にとっての財産であり、明確に格納する必要性があります。しかしながら歴史あるHiSORはその数も膨大です。これらは年代別で管理を行い、ページ上ではアコーディオン形式で閲覧画面を圧迫しない可読性を実現させました。
運用面も考慮し編集が容易な形でCMSも導入し、日々の更新における効率化を図っています。
